ウェストブルックとレブロンが2015年2月の「プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス」
NBAが現地4日、2月の月間最優秀選手(プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス)を発表し、イーストからクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムス、ウェストからオクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックがそれぞれ選ばれた。
レブロンは2月に出場した10試合で24.4得点(イースト1位)、7.3アシスト(イースト2位)、6.7リバウンドを記録。キャブスを月間8勝3敗に導き(レブロンが出場した試合では8勝2敗)、26日のゴールデンステイト・ウォリアーズでは自己シーズンハイの42得点を獲得している。
レブロンが月間最優秀選手に選出されるのは通算28回目で、自身が持つNBA最多受賞記録を再び更新することとなった。
▼プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス受賞数歴代トップ5
プレーヤー | 受賞 |
レブロン・ジェイムス | 28回 |
コービー・ブライアント | 17回 |
マイケル・ジョーダン | 16回 |
シャキール・オニール | 12回 |
ケビン・デュラント | 11回 |
※「プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス」賞が導入されたのは1979-80シーズンから。最初の20年はリーグ全体から1人のみが選出され、2001-02シーズンからカンファレンス別に授与されるようになった。ジョーダンが少ないのはそのため。
▼26日ウォリアーズ戦、シーズンハイ42得点
ウェストブルックは2月の12試合で31.2得点(リーグ1位)、10.3アシスト(リーグ2位)、9.1リバウンド(ガードでリーグ1位)、FG成功率45.7%を平均。半分以上の試合でケビン・デュラント不在だったサンダーを9勝3敗に導いた。1ヵ月を通してこれだけハイレベルなパフォーマンスをみせた選手は歴代でもほとんどいない。
10試合以上行われた暦月で平均31得点/10アシスト/9リバウンド以上を記録したプレーヤーは、過去にオスカー・ロバートソンのみ。6試合連続で20得点/10アシスト/5リバウンド以上は、1988-89シーズンのマイケル・ジョーダン以来の快挙だ。2月24日~27日には、2009年3月のレブロン以来初となる3試合連続トリプルダブルを達成した。
ウェストブルックがプレーヤーズ・オブ・ザ・マンスに選出されたのは今回が初めて。2月15日のオールスターゲームではMVPを受賞している。ウェストブルックにとって今年の2月はキャリアベストな1ヵ月となった。
▼22日ナゲッツ戦、3クォーターで21得点/17アシスト/8リバウン
また同日に2月のルーキー・オブ・ザ・マンスが発表され、イーストはボストン・セルティックスのマーカス・スマートが受賞。ウェストはミネソタ・ティンバーウルブズのアンドリュー・ウィギンスが4ヵ月連続で選出された。
ソース:「@NBA/Twitter」