【MIA vs. IND第5戦】ポール・ジョージが終盤にテイクオーバー、ペイサーズ僅差の勝利
シリーズ1勝3敗の崖っぷちでECファイナル第5戦に臨んだインディアナ・ペイサーズは、ポール・ジョージが後半だけで31得点を獲得する大活躍をみせ、93対90でマイアミ・ヒートに勝利。ホームでのプレイオフ敗退をまぬがれ、シリーズを第6戦に持ち込んだ。
序盤はターンオーバーを連発し、9点ビハインドで前半を終えたペイサーズだったが、後半に入ってからレブロン・ジェイムスの5ファウルをきっかけに反撃を開始。第3Qを31対15でアウトスコアして逆転に成功すると、第4Qにはポール・ジョージが大爆発。最後の12分間だけで10本中8本のシュートを成功させ21得点、さらに3スティールを獲得し、ゲームをテイクオーバーした。
ヒートは終盤にスリーポイントを連続で決め、最後まで何とか食らいついたが、あと一歩及ばず。残り4秒で逆転を狙ったクリス・ボッシュのスリーは外れ、ペイサーズが僅差で勝利をつかみ取った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
MIA | 16 | 26 | 15 | 33 | 90 |
IND | 22 | 11 | 31 | 29 | 93 |
▼第5戦ラストミニッツ
ジョージは合計で37得点、6スティールを獲得。後半にはドウェイン・ウェイドとのミスマッチを存分に利用して得点を重ねた。
一方で、ファウルトラブルに悩まされたレブロンはシューティングも振るわず、自己プレイオフキャリア最低となる7得点を記録。出場時間もわずか24分にとどまった。
ネット上では、レブロンへの5ファウルに対して「判定が厳しすぎる」と批判の声が上がっている。
▼第5戦、レブロンのファウル
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何とか第5戦を生き延びたペイサーズだが、「ポール・ジョージ覚醒 + レブロン絶不調」という最高のシチュエーションで3点差のギリギリ勝利とはあまりいいサインじゃない。第6戦は30日にヒートの本拠地で行われる。
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