ボッシュが逆転決勝スリー、ヒートがレブロン抜きでブレイザーズに勝利
レブロン・ジェームズが股関節負傷で欠場した28日のマイアミ・ヒート対ポートランド・トレイルブレイザーズの試合。ベストプレーヤー不在のヒートは、クリス・ボッシュの大活躍により、今季絶好調のブレイザーズを敵地で破った。
2010年にヒートに移籍して以来、ジェームズ/ウェイドの陰に隠れてサポート役に徹することが多くなったボッシュ。「ビッグ・スリーじゃない」、「消極的すぎる」などと批判を受けることもたびたびあったが、この日は違う。いつでもどこでもエースをはれる実力があることを存分に知らしめた。
この試合でボッシュはシーズンハイの37得点と10リバウンドを獲得し、レブロンのいないチームを牽引。極め付けは、ヒート2点ビハインドで迎えた最後の攻撃での逆転決勝スリーだ。
▼クリス・ボッシュのハイライト
最後のプレーは、ボッシュ自らが「スリーを打ちたい」とエリック・スポールストラHCに申し出たという。ドウェイン・ウェイドからの危うげなビハインド・ザ・パスを受けてのシュートは、残り時間0.5秒でリングに吸い込まれ、ヒートは108対107で劇的な逆転勝利を手にした。
Video:「YouTube」