バックスがスパーズのホーム連勝をストップ、ビーズリーはシーズンハイ28得点
現地10日にAT&Tセンターで行われたサンアントニオ・スパーズ対ミルウォーキー・バックスの試合は、バックスが終盤の接戦を制して109-107で勝利し、スパーズのホーム連勝記録を9で終わらせた。バックスがAT&Tセンターで白星をあげたのは、2008年12月30日以来約8年ぶりとなる。
ビーズリーがテイクオーバー
この日のバックスは、ヤニス・アデトクンボが体調不良のため、わずか前半9分の出場にとどまったが、バックアップのマイケル・ビーズリーがステップアップして、シーズンハイ28得点、5リバウンド、4アシスト、3ブロックを記録。特に後半からは、ジャンプショットやドライブで積極的に攻めて点を奪いつつ、ディフェンスを引きつけてからのキックアウトパスなどプレーメイキングでも大活躍し、勝利の立役者となった。
スパーズは、ダニー・グリーンやジョナサン・シモンズ、ダービス・バータンらさまざまなディフェンダーをマッチアップさせたが、誰もビーズリーを止められなかった。
▼シーズンハイ28得点
バックスはビーズリーの他、ジャバリ・パーカーが22得点、7リバウンドを獲得。年末からスタメンPGを任されるようになったルーキーのマルコム・ブログドンは、第4Q残り1分8秒で逆転のスリーを決めるなどクラッチタイムに活躍し、17得点、6アシスト、6リバウンドを記録している。
▼ザ・プレジデントのクラッチスリー
ラマーカス・オルドリッジが欠場していたスパーズは、カワイ・レナードが30得点、7リバウンド、3スティール、3ブロックで奮闘(ハイライト)。終盤の正念場ではオープンショットをなかなか決められず、第4Q残り6.7秒にも逆転勝利のチャンスを手に入れたが、終了のブザーギリギリでマヌ・ジノビリがコーナーから放ったスリーはバックボードに当たり大きく外れた。
なおダービス・バータンが1得点以上を記録した試合でスパーズが敗北したのは、この日が初めてとなる。
ボックススコア:「NBA」