シクサーズが月間10勝を達成!!
フィラデルフィア・76ersが現地30日、本拠地ウェルズファーゴ・センターで行われた試合で、エースのジョエル・エンビードが怪我で不在ながらも、サクラメント・キングスに122-119で勝利した。
1月のシクサーズはディフェンス効率(ディフェンシブレーティング)で、ウォリアーズ、ジャズに次ぐリーグ3位の103.1(100ポゼッションあたりの失点)を維持し、月間成績が10勝5敗。昨シーズンのトータルが10勝(72敗)だったことを考えると大きな前進だ。シクサーズが1ヵ月のスパンで二桁勝利数をあげたのは、2012年1月以来で5年ぶりとなる(13勝4敗)。
この日のシクサーズは、後半にパスハイライトを何本も披露:
▼マコーネルのスティールからサリッチのノールック
▼第3Q終了間際にはコビントンがフルコートのタッチダウンパス
▼第4Qには再びサリッチのノールックから見事なボールムーブメント
試合序盤はデマーカス・カズンズに圧倒され、第2Q中盤で16点ビハインドに陥ったシクサーズだが、後半に入ってから一気に猛反撃を仕掛けて第3Q終盤に逆転。そのまま最後までキングスに主導権を譲らず、第4Qラスト10秒でリードを7点から1点に削られるという危うい場面もあったが、何とか逃げ切った。
最近のシクサーズは、まだまだ荒削りな部分も多いものの、チーム一丸となったすごく楽しいバスケを見せてくれる。
▼76ers、2017年1月ハイライト
キングス戦でのシクサーズは、合計で7選手が二桁得点を獲得。ロバート・コビントンが23得点/10リバウンドのダブルダブル、ダリオ・サリッチが17得点/6アシストをマークし、PGのTJ・マコーネルは11アシストをあげた。敗れたキングスは、デマーカス・カズンズが46得点、15リバウンドを記録している。
ボックススコア:「NBA」