キングスのバディ・ヒールド、史上最速で通算スリー1000本に到達
サクラメント・キングスのバディ・ヒールドが、現地28日に行われたシャーロット・ホーネッツ戦で15本中8本の3ポイントショット成功から30得点をマーク。キャリア通算スリー成功数で1000本の大台に乗った。
ヒールドが1000本達成に要したのは、わずか350試合。これはステフィン・カリーやクレイ・トンプソンらのペースを上回る史上最速記録となる。
スリー1000本超えは、ヒールドがNBA史上120人目。キャリア400試合以内でこれを達成したのは、ヒールドの他に3選手しかいない。
▼スリー1000本最速記録
- バディ・ヒールド:350試合
- ステフィン・カリー:369試合
- クレイ・トンプソン:372試合
- デイミアン・リラード:385試合
3Pショットに関する記録でステフィン・カリーを上回るという偉業を達成したヒールドだが、試合には悲惨な形で敗北してしまった。
大逆転負け
この日のキングス対ホーネッツ戦は、第4Q残り69秒でキングスの8点リード。しかもホーネッツのラメロ・ボールがちょうどフレグラントファウル1を取られ、キングスにフリースロー2本+ポゼッションが与えられたところだった。
勝利がほぼ確定している状況だったが、キングスはそこから奇跡的なメルトダウンを演じてしまう。
残り時間1分強からのキングスは、5本連続でフリースローに失敗。守備面でもスリーポイントシューターにファウルしてしまうなど致命的なミスを犯して、ホーネッツに反撃のチャンスを与えてしまうと、2点リードで迎えた最後のポゼッションでは、残り時間1.4秒でマリック・モンクに逆転決勝点となるカウント・ワンスローのレイアップをねじ込まれた。
大逆転勝利をものにしたホーネッツは、2年目フォワードのPJ・ワシントンがキャリアハイ42得点をマーク。ラメロ・ボールが24得点/12アシストのダブルダブルで勝利に大貢献している。
ボックススコア:「NBA」