スパーズのポポビッチHC レブロン・ジェイムスを語る
サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは誰よりも選手を見る目がある。彼が特定のプレーヤーに関して何か発言する時は、みんな耳を傾けた方がいい。
現地19日に行われたスパーズ対キャブスの試合前、ポポビッチHCは今季から古巣復帰したレブロン・ジェイムスについて以下のコメントを残した。いつも何かとレブロンに難癖をつけたがるメディアに向けたメッセージだ:
「私はいつも思うのだが、君たちは常に文句を言っているね。もしレブロンが右に攻めれば、君たちは左に攻めるべきだったと言う。彼がシュートを打てばあそこはパスするべきだと言い、彼がパスをすればシュートを打つべきだと言った。実にくだらない戯言だと私はいつも思っていたよ」
「レブロンは偉大な選手だ。身体能力が高いだけでなく、頭も鋭い。マジック(ジョンソン)やラリー(バード)、そして(ティム)ダンカンと同じレベルでゲームを理解している。だから彼は自分の行動について、君たち全員よりもずっと良くわかっているよ。彼は人格者であり善人だ。素晴らしいハートを持っている。たとえ彼がトンブクトゥ(マリ共和国の都市)に移籍しようが、私は祝福するよ。レブロンは自分自身や家族ために最善だと思うことをやればいい。そして他の連中は全員、湖にでも泳ぎに行けばいいんだ。君たちはやりたいことをやっているだろう。ならレブロンもやりたいようにやっていいはずだ」
▼試合前、ポポビッチHCの元へ挨拶に駆け寄るレブロン
いまだにレブロンのキャブス移籍をとやかく言う声があるが、そういう人たちは黙って湖に泳ぎに行けばいいらしい。
Image by AndriesK/Flickr
参考記事:「Cleveland.com」