コービー以来初の快挙、ジェイムス・ハーデンが1シーズンで2度目の60得点ゲーム
ジェイムス・ハーデンが再び快挙だ。
ハーデンは現地22日、トヨタセンターで行われたヒューストン・ロケッツ対サンアントニオ・スパーズ戦で自己最多タイの61得点をマーク。ロケッツを111-105での勝利へと導いた。
この日のハーデンは、9本のスリーを含む34本中19本のフィールドゴールに成功。第1Qだけでピリオド27得点を記録する絶好調のスタートを切ると、ロケッツの6点ビハインドで迎えた第4Q残り4分からは13連続得点をあげてチームにリードをもたらす圧巻のクラッチパフォーマンスを披露した。
▼ショットチャート
史上4人目
ハーデンは2カ月前のニックス戦でも61得点を獲得しており、60得点超えが今季2度目。1シーズンに複数回の60点ゲームを達成したのは2006-07のコービー・ブライアント以来初で、ウィルト・チェンバレン、マイケル・ジョーダン、コービーに次いで史上4人目となる。
またレギュラーシーズンとプレイオフを含め、サンアントニオ・スパーズ相手に60得点以上を記録したのはハーデンが史上初。試合後、ハーデンはこの偉業について「日頃の努力の賜物だ」とコメントした。
「僕は日々精進している。もちろんベッドから起き上がりたくないと思う日もあれば、だるい日と感じる日もあるよ。でも僕にはバスケットボール史上最高のプレイヤーの1人になれるチャンスがある。子供の頃の夢だ。それが僕のマインドセットであり、毎朝早起きして努力する理由だ」
– ジェイムス・ハーデン
今季のハーデンは69試合で36.5得点を平均中。50得点以上を獲得するのはこの日がシーズン8試合目となる。
ハーデンが入団する前のロケッツは、1967年の球団設立から2012年の45シーズン間で5選手が合計8回の50点ゲームを達成。ハーデンは今季だけでその数字に並んだ。
いつかハーデンがアキーム・オラジュワンを超えて、「ロケッツ史上最高の選手」と呼ばれる日が来るかもしれない。
ボックススコア:「NBA」