昨季新人王のジャ・モラント、足首捻挫で3~5週間の離脱へ
メンフィス・グリズリーズは現地29日、ポイントガードのジャ・モラントが足首負傷によりしばらくチームを離れることを発表した。
チームによれば、モラントは左足首に捻挫を負ったとのこと。復帰時期は3週間から5週間後になると見られている。
モラントが負傷したのは、現地28日に行われたブルックリン・ネッツ戦の第2Q終盤。ブロックショットで跳んだ際に、運悪く相手の足の上に着地して左足首を捻ってしまった。
よほどの激痛だったのか、すぐさまモラントはコートの外に飛び出してうずくまり、車椅子で医務室へと運ばれていった。
翌日のMRI検査の結果、モラントの左足首はグレード2の捻挫と診断。負傷当初は左足にまったく体重を乗せられない様子だったので、もっと深刻な怪我も懸念されていたが、3~5週間の欠場で済みそうなのは不幸中の幸いと言えるかもしれない。
2019-20シーズンの新人王に輝いたモラントは、今季3試合で26.3得点、6.3アシスト、FG成功率54%を平均。開幕戦でキャリアハイ44得点を記録するなど、2年目の大ブレイクを予感させるパフォーマンスを見せていただけに、短期間の見込みとは言え、今回の負傷離脱は本当に残念だ。
3試合という極めて少ないサンプルサイズなので、あまり参考にはならないかもしれないが、NBA.comのデータによると、今季グリズリーズはモラントがオンフロア時(81分)のネットレーティング(100ポゼッションあたりの得失点差)で+5.9点を記録。対して、モラントがオフの時間帯(68分)は-17.4点に大転落している。
グリズリーズは、ここからエース不在の11~18試合をどう乗り切れるだろうか?
参考記事:「ESPN」