ユタ・ジャズが2年連続でのプレイオフ進出!!
現役オールスター選手が1人もいないユタ・ジャズが、激戦区ウェストで4番目のプレイオフチームとなった。開幕前は誰にも予想できなかったまさかのシナリオだ。
ジャズは現地8日、ステイプルズ・センターで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦に112-97で圧勝。8位タイのウルブズ/ナゲッツに2ゲーム差をつけ、2シーズン連続でのポストシーズン進出を確定させた。
▼ミッチェルが大活躍
この日のジャズは、ドノバン・ミッチェルが28得点/9リバウンド/8アシスト、ジョー・イングルズが22得点/10アシストでオフェンスを牽引。もしシーズン残り2試合(ウォリアーズとブレイザーズ)に勝利すれば、ブレイザーズを追い抜いて3位シードを獲得できる。
▼イングルズ!!
オフシーズンのFAでエースのゴードン・ヘイワードを失い、再建モードに戻るだろうと予想されていた今季のジャズ。開幕3カ月の時点で19勝28敗と、シーズンは絶望的かと思われたが、その後の33試合ではロケッツに次いでリーグ2位となる28勝5敗の快進撃を見せ、スパーズやサンダーら強豪チームをごぼう抜きにした。
特にロードゲームでのパフォーマンスが素晴らしく、開幕最初の3カ月はアウェイ成績が5勝19敗だったが、そこから15勝1敗の好成績を記録。1月22日以降で唯一のアウェイ黒星は、オーバータイムに及んだサンアントニオ・スパーズ戦のみだ。
ジャズがここまで大健闘できたのは、クイン・スナイダーHCの手腕、ミッチェルの開花、リッキー・ルビオやイングルズのリーダーシップはもちろんだが、やはりルディ・ゴベアのインパクトが大きい。今季のジャズは、ゴベアがフロアにいる時間帯にディフェンスでリーグダントツ1位の数字を記録している。もしシーズンの3分の1近くを欠場していなければ、今季DPOYの最有力候補になっていただろう。
なおオフにウルブズからトレード移籍したルビオにとっては、キャリア7シーズン目にして初のプレイオフとなる。
ボックススコア:「NBA」