ジェレミー・リン、オフシーズンはシューティングの改善に専念
今夏FAでブルックリン・ネッツへと移籍し、来季はスタメンとしてさらなる躍進が期待されるジェレミー・リン。これまでは、ドライブで果敢にリムをアタックするスラッシャータイプのガードとして活躍してきたが、今年のオフシーズンはさらにプレーの幅を広げるべく、徹底してシューティングの改善に尽力しているようだ。
リンが自身のブログでサマートレーニングの様子をシェアしている:
「この夏に最優先してきたのはジャンプショットだ。あらゆる種類のジャンプショットを特訓している。キャッチ&シュートのスリーやドリブルからのスリー、ミドルレンジ・ジャンパー、アイソレーション・ジャンパー…。リムをアタックして、そのままフィニッシュもしくはフリースローを稼ぐといったプレーは、常に得意としてきた。だけど、もし外のシュートを安定して決められるようになれば、僕のゲームは全く新しいレベルに到達できると思うんだ」
ただがむしゃらにシュートを打ちまくるのではなく、息の長いキャリアを送ることを念頭に置きながら、他のスキルアップにも努めている。
「シュートフォームを変えた。リリースの位置を低くして、モーションをもっと滑らかにした。もっとリリースを素早くして、安定感を持たせつつ、エネルギーの消費を減らせればいいなと思ってね。そうすれば、疲れている時でもちゃんとシュートを打てるようになる。それからチェンジ・オブ・ペースのテクニックやフローターも特訓しているよ。年齢を重ねるにつれて、運動能力に頼るのを減らしていかなくてはならないから」
リンのキャリア3P成功率はリーグ平均よりもやや低く、6シーズンで34.6%を記録。ミドルレンジも37.5%前後と、決してシュートが得意な選手とは言えない。もしミドル/ロングレンジをリーグ平均以上に高められれば、リンのドライブがさらに活きてくるだろう。
▼リンの2015-16ショットチャート
それにしても、ネッツのトレーニング施設は豪華だ。ジムからはニューヨークの街が一望でき、ルーフトップには高級リゾートのようなラウンジが設置されている…。
Image via jlin7/Instagram
参考記事:「jlin7.com」