TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ジェレミー・リン 中国
2019 8 29

ジェレミー・リンが中国リーグに移籍

ジェレミー・リン, 中国 0

ベテランガードのジェレミー・リンが活躍の場をNBAから中国に移す。

現地27日、中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の北京ダックスがリンと契約を結んだことを発表。リン自身も、TikTokやTwitterなどSNSを通して中国への移籍をファンたちに伝えた。

https://twitter.com/RedLanternDM/status/1166300161401872384

Thanks to the NBA and everyone who's supported me the last 9 years! Will always cherish being able to rep Asians at the NBA level. Excited for the next step with the Beijing Ducks. Excited to make more history. Congrats lil bro on signing your contract extension on the same day! pic.twitter.com/gRoalAaoal

— Jeremy Lin (@JLin7) August 27, 2019

「この9年間に僕をサポートしてくれた皆に感謝を伝えたい。アジア人を代表してNBAのレベルで活躍できた。そのことをずっと大切にしていきたい。北京ダックスの一員として次の一歩を踏み出すのが楽しみだ。新たな歴史を作ることにワクワクしている」
– ジェレミー・リン

昨季のリンはアトランタ・ホークスでの51試合で10.7得点を平均し、2月にチームとの契約バイアウトを経てトロント・ラプターズへと移籍。ラプターズ加入後は活躍の機会が大きく減り、特にプレイオフでは第1ラウンドからファイナルまでの4シリーズ合計でわずか8試合/27分の出場に留まったが、その一方でラプターズの一員として念願のリーグ制覇を達成している。

チャンピオンの肩書を手に入れたリンだが、今オフのFAではどのチームからもオファーが貰えず、かなり落ち込んでいた様子。7月末に台湾のテレビ番組に出演した際には、「英語には『一度どん底まで落ちてしまえば、あとは上にあがるだけ』という諺がある。でも今の僕は、どん底がどんどん深くなっているような気分だ」と涙ながらに話していた。

▼昨季のシーズンハイは26得点

リンサニティ

ハーバード大学を卒業後、2010年にドラフト外からNBA入りしたリンは、ニューヨーク・ニックスに所属していたプロ2年目の2011-12シーズンに大ブレイクする。

それまでほとんどプレイタイムを稼げていなかったリンだが、2012年2月4日に行われたニュージャージー・ネッツ戦でオールスターのデロン・ウィリアムズ相手に25得点/7アシストをマークすると、そこから10試合中9試合で20得点以上を獲得し、低迷気味だったニックスを勝率5割へと牽引(10試合で8勝2敗)。

NBAでは超レアなアジア人だったこともあってか、誰もが予想できなかったドラフト外若手選手の快進撃は各地から大注目を集め、その時のリンの人気ぶりは当時のチームエースだったカーメロ・アンソニーを上回るほど。世界的なセンセーションとなったその現象は、狂気を意味する英単語「insanity」をもじった“リンサニティ”(Linsanity)と呼ばれるようになった。

その後リンは、“リンサニティ”当時のパフォーマンスや熱狂度を維持できなかったものの、バックアップPGとしていろいろなチームで活躍。2010年のNBAデビューから9シーズンを通して8チームでプレイし、11.6得点/4.3アシストを平均している。

特にネッツ在籍時のリンはロングレンジショットを武器に加え、先発PGとしても十分に通用するレベルの選手に成長しつつあったが、2017-18シーズンの開幕戦で膝蓋腱断裂の重傷を負い、そのままシーズンを全休。この不運な怪我がなければ、リンのNBAキャリアはまた違ったものになっていたと思う。

ひとまず中国に活躍の場を移すこととなったリンだが、CBAのレギュラーシーズンは3月に終わるので、今季中にNBAに復帰する可能性も十分にある。

参考記事:「ESPN」

ドワイト・ハワードが再びレイカーズへ ジャズが新ユニフォームを公開、黄金時代の復刻版「パープル・マウンテン」

Related Posts

中国 14歳少女

ブログ

【ハイライト】中国女子バスケの身長226cmの14歳少女が無敵すぎる

ジェレミー・リン ウォリアーズ

ブログ

ジェレミー・リンがウォリアーズ傘下のGリーグチームと契約へ

セルビア アンゴラ

世界

【FIBA2019】優勝候補一角のセルビアがW杯開幕戦でアンゴラに46点差の圧勝

マイケル・ビーズリー 中国 2019

ブログ

マイケル・ビーズリーが再び中国リーグへ

特集

  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • 2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2020年7月5日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    トニー・パーカー 「ありがとう、サンアントニオ」

    2018年9月7日
  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    マヌ・ジノビリの永久欠番スピーチ

    2019年6月20日
  • スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    スパーズのポポビッチHC、通算勝利数でNBA歴代コーチ1位に「私個人ではなく我々の記録」

    2022年3月13日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • バックボードを粉々にしたマイケル・ジョーダンのダンク、1985年
    バックボードを粉々にしたマイケル・ジョーダンのダンク、1985年
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • 【動画】2013年のベスト・ダンク!?デアンドレ・ジョーダンのアリウープダンク
    【動画】2013年のベスト・ダンク!?デアンドレ・ジョーダンのアリウープダンク
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?
    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?
  • きっと誰かに言いたくなる、NBAの逸話的雑学エピソード4つ
    きっと誰かに言いたくなる、NBAの逸話的雑学エピソード4つ
  • ケビン・ラブが左肩負傷、オリニクのプレーを批判
    ケビン・ラブが左肩負傷、オリニクのプレーを批判
  • デアンドレ・ジョーダンがキャリア初のスリーに成功!!
    デアンドレ・ジョーダンがキャリア初のスリーに成功!!
  • 2011年ヒートの快挙: ビッグ3が同時に30得点/10リバウンド以上を記録した試合
    2011年ヒートの快挙: ビッグ3が同時に30得点/10リバウンド以上を記録した試合
  • スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
    スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!

ランダム

  • ラウリ・マルカネン ユーロバスケット2022ラウリ・マルカネンがフィンランド代表史上最多の43得点、クロアチア撃破でベスト8進出
  • チャルマーズ ヒート復帰元優勝メンバーのチャルマーズが10日間契約でヒート復帰、ボッシュ「チーム再結成しよう!」
  • キングス 15年連続サクラメント・キングスが15年連続でレギュラーシーズン敗退、NBA最長記録タイ
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2021-22 第12週バンブリートとモラントが2021-22第12週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
  • ジャズ ロケッツ 第2戦イングルズがキャリアハイ、ジャズが敵地でロケッツを撃破しシリーズイーブンに

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes