デイミアン・リラード、今オフはラップアルバム制作に没頭
ポートランド・トレイルブレイザーズのフランチャイズスター、デイミアン・リラードは、忙しく充実したオフシーズンを過ごしている。
現在ロサンゼルスに滞在しているリラードの日課は、まず朝に2時間ほどのワークアウトをこなし、そして午後から真夜中になるまで12時間近くレコーディングスタジオにこもる。ラップアーティストの「Dame D.O.L.L.A.」として、セカンドアルバムの制作に尽力しているそうだ。
「みんなファーストアルバムを聴いて、作品をリスペクトしてくれた。次もみんながヴァイブを感じられるアルバムになると確信しているし、ファーストよりも素晴らしい作品に仕上がるだろう。だからアルバムの制作に集中するつもりだ。大成功させるために、他のアーティストたちとも連絡を取り合っているよ」
– デイミアン・リラード
リラードは2016年10月にデビューアルバム『The Letter O』をリリース。大ヒットとまではいかなかったが、Billboard 200のチャートで最高119位にランクインしている(2016年11月12日)。
▼1stアルバム収録曲『Loyal To The Soil』feat.リル・ウェイン
「音楽をやるのが大好きなんだ。ヒットを出したいとも思っている。だけど『クラブで曲をかけてほしい』とか、そんなことは求めていない。ただ質の高い音楽を作ろうとしている。僕には伝えたいこと、分かち合いたいストーリーがあり、その想いを音楽に込めたい。クラブで盛り上がれるような曲を欲しがっている人には、僕の音楽は合わないと思う」
– デイミアン・リラード
セカンドアルバムについて、リリース日やコンテンツといった詳細は一切明かされていないが、ラッパーのリル・ウェインやプロデューサーのスコット・ストーチなどヒップホップ界の大物たちとコラボする予定だという。来季はオンコートでのリラードだけでなく、アーティストとしてのリラードにも注目だ。
参考記事:「ESPN」