ルカ・ドンチッチがマブス史上初の40得点トリプルダブル達成
ルカ・ドンチッチの快進撃が止まらない。
ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは現地18日、本拠地アメリカン・エアラインズ・センターで行われたサンアントニオ・スパーズ戦でキャリアハイ42得点、12アシスト、11リバウンドをマーク。2点差で迎えた第4Q残り26秒には決勝弾となるステップバック・スリーを沈め、マブスを117-110での勝利に導いた。
40得点以上でのトリプルダブルを記録するのは、ドンチッチがリーグ史上27人目。マブスの選手としては球団史上初の快挙だ。
またドンチッチは、レブロン・ジェイムスに次いで、20歳で40得点TDを達成したNBA史上2人目の選手となる。
ドンチッチの憧れの存在でもあるレブロンは試合後、インスタグラムのストーリーに2人の画像を並べながら「こいつはとんでもない野郎だ!」とコメント。自分がプロ2年目だったころと比べて遜色ない大活躍を続ける20歳の次世代スーパースターを絶賛した。
https://twitter.com/ClutchPointsApp/status/1196656632924532737
今季のドンチッチは、13試合を終えた時点で29.5得点、10.7リバウンド、9.3アシストと、あと一歩で30得点トリプルダブルを平均しそうな数字を記録している。
2連勝をあげたマブス(8勝5敗)はドンチッチの他、ドリアン・フィニー・スミスが同じく自己ベストの22得点で勝利に大貢献。クリスタプス・ポルジンギスは18得点、10リバウンドのダブルダブルをマークした。マブスがスパーズから110点以上を奪ったのは、2010年1月以来約10年ぶりだ。
一方で、これで6連敗と絶賛低迷中のスパーズ(5勝9敗)は、デマー・デローザンが36得点で奮闘。第3Q終了時の14点ビハインドから最終ピリオドに猛反撃を仕掛け、試合残り時間40秒で2点差にまで追い上げたが、その直後にドンチッチのクラッチスリーで逆転への道を絶たれてしまった。
スパーズが6連敗を喫するのは、2010-11シーズン以来初で9年ぶり。2000年以降では2度目となる。
ボックススコア:「NBA」