サンダーのジョシュ・ギディーがトリプルダブルの最年少記録を更新
オクラホマシティ・サンダーの新人ジョシュ・ギディーが現地1月2日、ペイコム・センターで行われたダラス・マーベリックス戦で17得点、14アシスト、13リバウンドをマーク。試合には敗れるもキャリア初のトリプルダブルを記録した。
2002年10月10日生まれのギディーは現在19歳と85日。ホーネッツのラメロ・ボールが1年前に樹立したNBAトリプルダブル最年少記録(19歳140日)を塗り替えたことになる。
19歳以下の選手がトリプルダブルを達成したのはルカ・ドンチッチ、マーケル・フルツ、ラメロ・ボールに次いで、ギディーが史上4人目だ。
▼NBAトリプルダブルの年少記録トップ5
- ジョシュ・ギディー:19歳85日(17得点、14アシスト、13リバウンド)
- ラメロ・ボール:19歳140日(22得点、12リバウンド、11アシスト)
- マーケル・フルツ:19歳317日(13得点、10アシスト、10リバウンド)
- ルカ・ドンチッチ:19歳327日(18得点、10アシスト、11リバウンド)
- ロンゾ・ボール:20歳15日(19得点、13アシスト、12リバウンド)
またESPNによると、この日のギディーは得点/リバウンド/アシストの3項目でゲーム最多を記録した史上最年少選手となった。10代の内にこれを達成したのは、ギディーの他にドンチッチしかいない。
キャリア初のトリプルダブルと最年少記録樹立を達成したギディーだが、試合後の会見では「個人のスタッツよりも勝利の方が大事。トリプルダブルを記録して負けるよりも、0-0-0で勝つ方がずっと良い」と敗北を悔やんだ。
ドンチッチ復帰
95-86で試合に勝利したマブス(18勝18敗)は、10試合の欠場から復帰したルカ・ドンチッチが14得点/10アシスト/9リバウンドをマークした。
3週間ぶりの実戦ということもあってか、14本中6本のFG成功に7ターンオーバーと本調子ではなかったものの、4点差で迎えた第4Q残り24秒の正念場では持ち前のパスセンスを披露。ドライブでトリプルチームを引き寄せてからビハインド・ザ・バックで絶妙なキックアウトパスを放ち、決勝点となるマキシ・クレバーのスリーにアシストした。
マブスはドンチッチの他、ティム・ハーダウェイJr.とマーキース・クリスがベンチからそれぞれチームハイ15得点をあげて勝利に貢献した。
ボックススコア:「NBA」