ラプターズのパスカル・シアカムがキャリア最多の44得点
ラプターズの若手コア2人が同時にキャリアハイ更新だ。
NBAでは現地13日、スコシアバンク・アリーナでトロント・ラプターズとワシントン・ウィザーズが対戦。ラプターズはエースのカワイ・レナードが欠場するも、3年目フォワードのパスカル・シアカムが自己最多の44得点をマークし、チームを勝利に導いた。
▼初の40点ゲーム達成
この日のシアカムは、33分の出場で4本のスリーを含む25本中15本のフィールドゴールに成功。これまでの自己ベスト(33得点)を大幅に上回った。特にハーフタイム以降は圧巻のパフォーマンスで、後半だけで30得点、8リバウンド、3ブロックをあげている。
ラプターズはシアカムの他、O.G.・アヌノビが同じくキャリアハイの22得点を記録。さらにカイル・ラウリーが14得点/13アシストのダブルダブルで勝利に貢献し、連勝記録を6に伸ばした。
リンのラプターズデビュー
この日の試合では、同日にラプターズと正式に契約を結んだばかりのジェレミー・リンが新チームデビュー。ベンチから25分の出場で8得点、5アシストと、バックアップPGとしての仕事をこなした。
▼カナディアン・ウェルカム
▼初得点は新加入コンビのピック&ロールから
ラプターズではカイル・ラウリーが7番のユニフォームを着ているため、リンは新天地での背番号にニックス/レイカーズ時代の17番を選択。17番はマルク・ガソルのトレードでグリズリーズに移籍したヨナス・バランチュナスがデビューからずっと着用していた番号なので、リンは事前にバランチュナスにテキストメッセージを送って使用の許可を求めたという。
現在ラプターズは43勝16敗のイースト2位で、首位のバックスから1ゲーム差。レナードやラウリーをはじめ主力の欠場に悩まされ続けた今季だが、シーズン59試合を終えた時点での成績は球団新記録を打ち立てた昨季(42勝17敗)を上回っている。
ここからラプターズは約1週間のオールスター・ブレイクに突入。ブレイク後の初戦(22日のスパーズ戦)はデマー・デローザンの初凱旋だ。
ボックススコア:「NBA」