パスカル・シアカムがキャリア最多タイの44得点ダブルダブル
2年連続MIPの可能性も…。
トロント・ラプターズは現地8日、スムージー・キング・センターでニューオリンズ・ペリカンズとのロードゲームを対戦。パスカル・シアカムがキャリアハイのパフォーマンスでラプターズを122-104での勝利に導いた。
この日のシアカムは、39分の出場でスリー5本を含む28本中17本のフィールドゴールを成功させ、自己ベストの44得点、10リバウンド、4アシストをマーク。クロスオーバーやブロックでのポストムーブ、プルアップスリーなど、一段と成長したオフェンススキルを存分に披露した。
今季のシアカムは8試合で27.9得点(リーグ7位)、9.3リバウンド、3.6アシスト、スリー成功率41.3%とオールNBAクラスの数字を平均。昨季まではリム周辺のショットとコーナースリーが主な得点源だったが、今季はボールハンドリングのスキルが成長しており、オンボールでのフェイスアップ・ゲームも武器に加えている。
ラプターズはシアカムの他、OG・アヌノビーが21得点、7リバウンドで勝利に貢献。シーズン1勝7敗となったペリカンズは、ブランドン・イングラムが27得点をあげた。
ラウリーとイバカが負傷
オフシーズンにカワイ・レナードとダニー・グリーンのキープレイヤー2人も失いながらも、開幕8試合で6勝2敗と順調な滑り出しを見せているラプターズだが、この日の試合ではロスターに大打撃。リーダーのカイル・ラウリーが第2Qに左手親指を負傷し、さらにサージ・イバカが第2Q終盤に激しく足首を捻挫して試合を途中退場した。
2人の怪我の詳細は今のところ不明だが、『The Athletic』によると、ラウリーは親指に軽度の骨折を負ったとのこと。またイバカの捻挫については、試合後にラプターズのニック・ナースHCが「かなりひどい」とコメントしている。
ボックススコア:「NBA」