ラジョン・ロンド、ペリカンズと1年契約へ
『The Vertical』によると、6月末にシカゴ・ブルズからウェイブされFAとなっていたラジョン・ロンドが現地15日、ニューオリンズ・ペリカンズとの契約に合意。サラリーに関してはまだ交渉中らしいが、契約期間は1年になる見込みだという。
ロンドにとってはここ3年で3チーム目、3シーズン連続での1年契約だ。ブルズでプレイした昨季は、69試合で平均7.8得点、6.7アシスト、5.1リバウンドを記録。古巣セルティックスとのプレーオフ第1ラウンドでは、最初の2試合で平均11.5得点、10.0リバウンド、8.5アシストとステップアップし、ブルズの敵地2連勝に大貢献したが、右手親指の骨折により、第3戦以降の欠場を余儀なくされた。
▼昨季キャブス戦でトリプルダブル
ロンドが来季ペリカンズで先発PGを務めることになるのかはわからないが、ESPNによれば、アルビン・ジェントリーHCは今オフに再契約したドリュー・ホリデーのオフボール時間を増やしてロンドと組ませるバックコート・ラインアップに興味を持っているという。
ペリカンズは、デマーカス・カズンズとアンソニー・デイビスのツインタワーを軸にした(特にカズンズをプレイメーカーとしてハイポストに置く)デンバー・ナゲッツ的なモーションオフェンスが最大の強みになると思うので、そのシステムに外のシュートに弱いロンドがどのようにフィットするのか気になるところ。その一方で、ロンドは今でもリーグ屈指のパサーであり、ローポストにいるデイビスやカズンズにエントリーパスを通すのにも苦戦していたペリカンズにとっては、頼もしい存在だろう。デイビスとのトランジション・アタックやアリウープ・プレイも楽しみだ。
▼オフのワークアウトに励むカズンズとAD
参考記事:「Yahoo Sports」