スパーズ、ナゲッツに敗れ今季初の2連敗
サンアントニオ・スパーズが、バック・トゥ・バック2試合目となった現地8日のデンバー・ナゲッツ戦に102-98で敗北。シーズン79試合目にして今季初の連敗を喫した。
この日のスパーズは、カワイ・レナード、ラマーカス・オルドリッジ、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリ、ダニー・グリーン、ボリス・ディアウの主力6選手が欠場。それでもティム・ダンカンが21得点/7リバウンドのシーズンベストなパフォーマンスでチームを引っ張り、第4Q残り3分30秒で4点リードと大善戦するも、そこからは最後まで1本もフィールドゴールを決めることができず。さらに同点で迎えた残り時間30秒からは、2ポゼッション連続でターンオーバーを得点に変えられ、接戦を落とすこととなった。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
SAS | 18 | 35 | 19 | 26 | 98 |
DEN | 24 | 27 | 26 | 25 | 102 |
▼ダンカン、シーズンハイ21得点
「正念場でのターンオーバーと敗因なった。でも総合的には上出来だったと思う。仕方ないさ」
– ティム・ダンカン
ナゲッツは、2年目センターのユスフ・ヌルキッチが自己最多の21得点、9リバウンドをマーク。さらにルーキーのエマニュエル・ムディエイが20得点、6リバウンド、5アシスト、同じくルーキーの二コラ・ヨーキッチが8得点、15リバウンド、4アシストを記録した。なお、今シーズンにスパーズとウォリアーズの両方から勝利をあげたチームはナゲッツのみだ。
▼ユスフ・ヌルキッチ
スパーズはダンカンの他に、デビッド・ウェストが17得点、7リバウンド、5ブロック、ケビン・マーティンが移籍後最多となる17得点を獲得。4試合ぶりに出場したジョナサン・シモンズは15得点、5リバウンドをあげている。
また先月で40歳になった大ベテランのアンドレ・ミラーは先発で27分出場し、8得点、5アシストをマーク。20歳の誕生日を迎えたばかりのムディエイ相手に、20歳差のマッチアップとなった。
続いてスパーズは現地10日に本拠地AT&Tセンターでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦。ウォリアーズはシーズン73勝、スパーズはシーズンホーム無敗と、お互いに歴代記録をかけた試合となる。
グレッグ・ポポビッチHCはホーム無敗記録について、「まったく何の意味もない」としているが、10日の対戦は普段のローテーションで臨むつもりだという。とりあえず面白い戦いが見られることを期待したい。
ボックススコア:「NBA」