ホークスのトレイ・ヤングがキャリア最多の56得点ダブルダブルも敗北
現地3日、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングがモダ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズとの試合で56得点、14アシストをマーク。自己キャリアハイかつ今季リーグ最多得点を叩き出した。
ヤングは37分の出場で7本のスリーを含む26本中17本のフィールドゴールと15本中15本のフリースローに成功。第4Q残り55秒にキャリア2度目となる50得点超えを達成すると、フリースローゲームに持ち込んだラスト10秒間で2本のスリーを沈めた。
▼最後の1本はロゴ周辺からのバンクショットススリー
55得点以上をマークしつつアシストでのダブルダブルを記録したのは、オスカー・ロバートソン、マイケル・ジョーダン、トニー・パーカー、ラッセル・ウェストブルック、ジェイムス・ハーデン(3回)に次いでヤングが史上6人目。また14アシストは、歴代の55得点ゲームにおいて最多アシスト記録だという。
だがヤングの記録的なパフォーマンスもむなしく、ホークスは131-136でリラードとCJ不在のブレイザーズに敗北。ヤングは試合後、「僕が気にしているのは敗北したという事実のみ。今夜のようなパフォーマンスを勝利で飾れなかったのは最悪だ。結局僕たちにとって重要なのは勝敗。何より勝利が欲しかった」とコメントした。
今季ホークスは36試合で16勝20敗(イースト12位)と低迷中。昨季に見せたシーズン後半での巻き返しを再現できるか?
サイモンズもキャリアハイ
勝利したブレイザーズ(14勝22敗)は、トレイ・ヤングと同期である4年目ガードのアンファニー・サイモンズが自己ベストの43得点、7アシストでチームを牽引。キャリアハイとなる9本のスリーを成功させ、ブレイザーズ史上最年少で40得点超えした選手となった(22歳)。
ブレイザーズはサイモンズの他、ノーマン・パウエルが26得点/4スティール、ナシール・リトルが22得点、ユスフ・ヌルキッチが21得点/12リバウンドのダブルダブルを記録。チームエースのデイミアン・リラードが欠場する中、スターター5選手だけで114点をスコアした。
ボックススコア:「NBA」