ヒートのヒーローが奇跡のチェストパス、アリウープ狙いでハーフコートショットを決めてしまう
こちらは、現地17日に行われたマイアミ・ヒート対ニューオリンズ・ペリカンズ戦でのハイライトプレイ。ヒートシックスマンのタイラー・ヒーローがチェストパスでハーフコートショットを決める。
第3Q中盤、ヒーローは速攻で前を走っていたジミー・バトラーに向けてハーフコートラインからパス。アリウープを狙って放たれたボールはライナーのような直線的な軌道を描き、バトラーの手に渡ることなくリムへと吸い込まれた。
ヒートの実況解説も最初は何が起こったのか分かっていない様子だったが、バスケットがカウントされたことを確認すると、興奮気味に「Bad pass, Great shot!」(悪いパスだが素晴らしいショットだ)とコメント。
まさかのプレイにヒートのホームアリーナからは大歓声があがり、ヒートベンチだけでなくヒーロー本人も笑みをこぼした。
もしかすると、このヒーローのハーフコートショットが起爆剤になったのかもしれない。
ここからヒートは14-4のランで第3Qをクローズして11点リードを奪取。ゲームの主導権を握ると、第4Qは終始二桁リードを維持して最終的に113-98での快勝を収めた。
バトラーが30得点TD
シーズン10勝5敗としたヒートは、足首挫傷から4試合ぶりに復帰したジミー・バトラーが31得点、10リバウンド、10アシストをマーク。自身今シーズン初のトリプルダブルチームを達成し、バム・アデバヨとカイル・ラウリー不在のチームを牽引した。
ヒートはバトラーの他、ハーフコートショットを含め後半に大活躍したヒーローが19得点/5アシストで勝利に貢献。敗れたペリカンズ(2勝14敗)は、ニキール・アレクサンダー・ウォーカーが24得点、ブランドン・イングラムが19得点をあげている。
ボックススコア:「NBA」