ウォリアーズがサンダーとのシーズン対決をスイープ、ホーム44連勝で歴代記録タイに
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地3日、オラクルアリーナで行われたオクラホマシティー・サンダー戦に121-106で勝利。昨年の1月31日から始まったレギュラーシーズンのホーム連勝記録を、1995-96シカゴ・ブルズと並ぶ歴代最長の44連勝に更新した。
▼NBAホーム連勝記録(2016年3月4日現在)
チーム | 開始 | 終了 | 連勝 |
ウォリアーズ | 2015/1/31 | 継続中 | 44 |
ブルズ | 1995/3/30 | 1996/4/4 | 44 |
マジック | 1995/3/21 | 1996/3/19 | 40 |
セルティックス | 1985/12/10 | 1986/11/28 | 38 |
スパーズ | 2015/3/15 | 継続中 | 38 |
序盤からリードチェンジを繰り返し、ハーフタイムで63-61の接戦となった3日の試合。後半に入るとサンダーに先手を取られ、第3Q残り5分で9点ビハインドに陥ったウォリアーズだが、そこから第4Q残り9分にかけて24-7のランを展開し、一気にゲームの流れを変える。特に第4Q序盤は、ショーン・リビングストンが攻守でステップアップし、セカンドユニットの起爆剤となった。
その後サンダーが残り時間6分で2点差に巻き返す反撃をみせるも、ウォリアーズは12-3のランで応戦して、3分間でリードを二桁に拡大。さらにそこからステファン・カリーがステップバック・スリーを2本沈め、サンダーにとどめを刺した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 28 | 33 | 22 | 23 | 121 |
OKC | 29 | 34 | 19 | 39 | 106 |
これでサンダーとのシーズン対決を3勝0敗でスイープしたウォリアーズは、カリーが5本のスリーを沈めて33得点を獲得。ウォリアーズの選手として、2001年4月のアントワン・ジェイミソン以来初となる5試合連続の30点超えを達成した。
ウォリアーズは他に、クレイ・トンプソンが21得点、ドレイモンド・グリーンとハリソン・バーンズがそれぞれ14得点をマーク。ベンチからは、リビングストンが11得点/8アシスト、マリース・スペイツがスリー2本成功の10得点で大貢献している。
▼スペイツのフルコートタッチダウンパス
敗れたサンダーは、ケビン・デュラントが32得点、10リバウンド、9アシスト、ラッセル・ウェストブルックが22得点、7アシスト、サージ・イバカが20得点と、主力3選手が合計74得点でオフェンスを牽引。その一方で特に後半はミスが目立ち、デュラントはターンオーバー(9本)、ウェストブルックはタフショット(スリー8本中1本)を連発してオフェンスのリズムが悪くなった。
なおサンダーは、オールスターブレイク後の8試合で2勝6敗と大きく成績を落としている。
ボックススコア:「NBA」