ウィザーズが32年ぶりのプレイオフ2回戦白星、ヒバートの0/0ゲームにアリーナスが痛烈な煽り
5日に行われたインディアナ・ペイサーズ対ワシントン・ウィザーズのECセミファイナル第1戦は、1回戦を順調に勝ち上り十分な休養を得ていたウィザーズが102対96で勝利。敵地でシリーズのホームコートアドバンテージを奪い、トップシードのペイサーズにさっそくプレッシャーをかけはじめた。
ウィザーズの8-0ランでスタートしたこの日の試合。トレバー・アリーザが前半だけで17得点を獲得する活躍をみせ、ウィザーズ13点リードの56対43で折り返しを迎える。
▼ジョン・ウォールのナイスアシスト
後半に入ってから何度か追いつきそうな勢いをみせたペイサーズだったが、終盤でのミスがやや目立ち、第4Q残り7分~残り1分でのフィールドゴール数はゼロ本。最後の40秒で4本のスリーを決めるも時すでに遅しで、前半からリードをキープし続けたウィザーズが102対96でシリーズ初戦を制した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
WSH | 28 | 28 | 13 | 33 | 102 |
IND | 15 | 28 | 19 | 34 | 96 |
▼トレバー・アリーザ、第1戦スリーポイントハイライト
ウィザーズは、ジョン・ウォールとブラッドリー・ビールのバックコートコンビが合計で38得点(ビールが25得点)、12リバウンド、16アシスト、6スティール、3ブロックの大活躍。6本中6本のスリーを成功させたアリーザは22得点を記録した。
一方のペイサーズは、ポール・ジョージとジョージ・ヒルがそれぞれ18得点をマーク。20得点以上獲得した選手はおらず、不調続きのロイ・ヒバートは0得点、0リバウンドという散々な結果に終わった。
この日のヒバートの残念すぎるパフォーマンスを受け、元ウィザーズのスター選手ギルバート・アリーナスは悪意たっぷりの“煽り”メッセージをInstagramに投稿。どん底のセンターに向け痛烈な批判を浴びせかけた。
「まじかよ、こいつはゲームでもスコアできない…、これはすげーリアルだwww」
– ギルバート・アリーナス
「たった今レポーターが外でロイ・ヒバートを発見、インタビューしている模様www」
– ギルバート・アリーナス
※画像の文章:
「218cmの先発センターにもかかわらず、この“オールスター選手”は4月に1試合平均1.7リバウンドを記録」(クイズ番組風に)
「答えは、(ロイ・ヒバートはどこにいた)。赤ん坊のウ○コより軟弱なやつだw」
– ギルバート・アリーナス
※ ※ ※
ウィザーズがプレイオフ2回戦で勝利を収めたのは実に32年ぶり。またインディアナでペイサーズを破ったのも2007年以来初となる。
半年前は一体誰がこんな展開を予想できただろう…。実際のところウィザーズの運営陣も、チームがここまで生き残るとは想像していなかったのかもしれない。
米ワシントンポスト紙によると、ウィザーズの本拠地「ベライゾン・センター」が、シリーズ第6戦が予定されているのと同じ5月15日に、レディー・ガガのコンサートをダブルブッキングしてしまっている様子。現在球団はコンサートイベントのプロモーターとスケジュールの調整を話し合っているという。
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