ニックス、フィル・ジャクソン時代の幕開けを勝利で飾る
ここ最近調子を上げてきたニューヨーク・ニックスが19日のインディアナ・ペイサーズ戦に92対86で勝利し、連勝記録を球団シーズンハイの7に伸ばした。
フィル・ジャクソンがニックス球団社長に就任してから初ゲームとなったこの日の試合。第1Qの途中にジャクソン社長がアナウンスで紹介されると、スタジアムでは大きなスタンディングオベーションが巻き起こった。
試合序盤はニックスがペイサーズを圧倒し、47対35のニックス12点リードで前半を終える。後半に入るとペイサーズは息を吹き返し、ロイ・ヒバートが第3Qだけで14得点を獲得。第4Qの開始直後には1点差まで詰め寄るが、ニックスは何とか逃げ切り、ジャクソン社長の初戦を白星で飾った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
IND | 14 | 21 | 27 | 24 | 86 |
NY | 21 | 26 | 20 | 25 | 92 |
▼カーメロ・アンソニー、ペイサーズ戦ハイライト
ニックスは、カーメロ・アンソニーがゲームハイの34得点、アマーレ・スタウダマイアーが21得点を記録。スタウダマイアーは試合後、「フィル・ジャクソンのような人物が球団にいると、勝者のメンタリティーが生まれる。すばらしい栄光の空気が生まれる。俺たちはそれを形に変えなくてはならない」と語った。
またニューヨークの地元メディアによると、アンソニーは先日ジャクソン球団社長が「(カーメロは)ニックスの将来プランの一部だ」とコメントしたことに対して、「僕自身も将来プランの一部でありたいと思っていた。僕はニックスを去りたいなんて一度も口にしていない」と残留への可能性をほのめかせたという。
現在ニックスは28勝40敗でイースト9位。8位のアトランタ・ホークスを4ゲーム差で追いかけている。
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