ラプターズがサイン&トレードでCJ・マイルズ獲得
デマーレ・キャロルをトレード放出したばかりのトロント・ラプターズが再び動いた。
ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、ラプターズとインディアナ・ペイサーズが現地9日、CJ・マイルズのサイン&トレードで合意。ペイサーズはFAのマイルズと3年/2500万ドルの契約を結んだ後にラプターズへと送り、その見返りにガードのコリー・ジョセフを獲得する。
キャロルやP.J.タッカー、パトリック・パターソンの離脱により、ウィング/フォワードの選手層とシューティングが不安だったラプターズにとって、今回のトレードは大きなプラスになりそうだ。昨季のマイルズは76試合で平均10.4得点、スリー成功率41.3%を記録。ディフェンスは平均的だが、複数のポジションを守れる選手で、ペイサーズがポール・ジョージを4番に置くスモールラインアップを組んだ際には、相手チームのPFをガードすることが多かった。やや波があるものの、フロアスペースを広げられるスリーポイントシューターなので、カイル・ラウリー/デマー・デローザンのバックコートコンビとの相性も良いはずだ。
ラウリーの負傷離脱中に活躍したジョセフを失うのは痛いが、来季で3年目のデロン・ライトがバックアップPGとしてさらに成長するきっかけになるだろう。なおESPNによれば、ラプターズはキャロルのトレードで獲得したセンターのジャスティン・ハミルトンをウェイブする予定だという。
一方のジョセフは、ペイサーズで同じく新加入のダレン・コリソンと先発PGの座を争うことになる。
参考記事:「ESPN」