試合中に中指立てたジョエル・エンビード、2万5000ドルの罰金処分
NBAは現地26日、試合中に不適切な言動をしたとして、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードに対し2万5000ドルの罰金処分を科したことを発表した。
リーグがペナルティの対象とみなしたのは、24日に行われた76ers対ホークス戦の試合終了間際での行為。すでに勝敗が決した状況で、エンビードがドリブルで残り時間を消費しようとしていたところ、ホークスのケビン・ハーターが背後からボールをスティール。それに腹を立てたエンビードは、一瞬ハーターに向けて中指を立てるような仕草をしてしまう。
エンビードは試合後のヒーローインタビューで不適切なジェスチャーを謝罪したが、残念ながら罰金処分は免れなかった。
なおエンビードは、26日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦の第1Qに左肩を負傷。一時ベンチに戻って来るが、その後すぐに再びロッカールームへと下がり、試合を途中退場した。怪我の詳細は今のところわかっておらず、エンビードは翌日にMRI検査を予定しているという。
シクサーズでは他にも、ベン・シモンズが腰の負傷で戦線離脱中。チームが昨日発表した声明では2週間後に再検査とされているが、ESPNのAdrian Wojnarowski記者が関係者から得たという情報によれば、シモンズが14日以内に復帰する可能性は低いと見られているようだ。
同日の試合でキャブスに敗れた76ersは、現在36勝23敗でイースト5位。今季ラストスパートの前にスター選手2人の離脱は大打撃となる。エンビードとシモンズがプレイオフまでに全快することを祈りたい。
参考記事:「ESPN」