エネス・カンターが椅子を殴って骨折、長期離脱へ
オクラホマシティー・サンダーのバックアップセンター、エネス・カンターが、腕の怪我でしばらく戦線離脱することになりそうだ。The VerticalのAdrian Wojnarowskiが報じている。
カンターが負傷したのは、現地26日に行われたダラス・マーベリックス戦の第2Q。審判の判定に腹を立て、タイムアウトの際にベンチの椅子を激しく叩いたのが原因で、X線検査の結果、右腕の骨折と診断された。復帰時期は6~8週間後になると見られている。
今季のカンターは、セカンドユニットの得点源として活躍し、47試合で14.4得点、6.7リバウンド、FG成功率56.3%を平均。ただでさえベンチの得点力が弱いサンダーにとっては大打撃になりそうだ。
カンターを失いながらも、ラッセル・ウェストブルックが45得点の大活躍を見せ、マブスに109-98で勝利したサンダーは、現在28勝19敗でウェスト6位。8位のデンバー・ナゲッツと7ゲーム差、9位のポートランド・トレイルブレイザーズとは8ゲーム差と大きなクッションがあるが、1月末からオールスターブレイクにかけてキャブス(×2)やスパーズ、グリズリーズ、ウォリアーズら強豪チームとの試合が控えており、まだまだ安心できない位置にいる。
ただ、もしここからサンダーが順位を落とし、最終的に8位シードとなれば、第1ラウンドでウォリアーズとの因縁のシリーズが見れることになりそうなので、リーグやファンにとってはそっちの方が好ましいのかもしれない。
参考記事:「Yahoo Sports」