パウ・ガソルがブレイザーズのコーチングスタッフ入り
これで選手としてのNBAキャリアは終わりとなるのか?
ポートランド・トレイルブレイザーズのテリー・ストッツHCが現地メディアに明かしたところによると、パウ・ガソルが近々チームのコーチングスタッフに就任することが決まった模様。ガソルはリハビリ期間の延期を理由に、11月20日にブレイザーズのロスターからウェイブされたばかりだった。
現在ガソルはスペインに帰国中で、ストッツHCによると、アメリカに戻ってきてからコーチングスタッフとしてチームと合流する予定だという。
2001年ドラフト3位指名のガソルは、キャリア18シーズンで17.0得点、9.2リバウンドを平均し、レイカーズの一員として2度のリーグ制覇を達成。2週間前にブレイザーズからの解雇が決まった際には動画で声明を出し、「愛するバスケットボールをプレイし続けるために怪我を完治させることが目標」と現役続行への意欲を明らかにした。ひとまずはブレイザーズでコーチを務めながら、右足のリハビリに取り組んでいく。
スペインの現地メディアによると、ユーロリーグ時代の古巣チームであるFCバルセロナがガソルのチーム復帰に関心を示しているとのこと。ガソルの目標は再びNBAのフロアに立つことだが、出場機会などを考えると、ユーロリーグに戻るのも悪い選択肢ではないだろう。
とりあえずガソルの怪我が東京オリンピックまでに完治することを祈りたい。
参考記事:「NBA」