ラシード・ウォレス、ピストンズのアシスタントコーチに就任か
あのラシード・ウォレスが、“モータウン”ことデトロイトに帰ってくる!!デトロイトの地元紙「Detroit News」によると、ピストンズはウォレスをアシスタントコーチとして正式に採用する見通しだ。
ピストンズからアシスタントコーチ職のオファーを受けたとき、ウォレスはこう答えたらしい:
「どんだけ待たせるんだよ!」
今月7日から始まったNBAサマーリーグ2013の初日、ピストンズのベンチにはチームのポロシャツに身を包んだウォレスの姿があった。この日はセルティックス相手に93対63と大敗を喫したが、試合中盤でウォレスがお馴染みの「Ball don’t lie(ボールは嘘つかない)!」(微妙なファウルコールからフリースローを外した相手や審判に浴びせる挑発語)を叫ぶシーンが確認されたという。
アシスタントコーチとしてのウォレスの任務は至ってシンプル。アンドレ・ドラモンド、グレッグ・モンローなど若手ビッグマンを磨き上げることだ。「若手プレーヤーの成長を手助けするための知識や技能が俺にはある」とウォレスは語る。今のところピストンズからの正式な発表はない。
ピストンズが最後にプレイオフ進出を果たしたのは2008-09シーズン。それ以来、勝率4割を上回った年はなく、目ぼしい選手もいないまま長らく低迷期が続いている状態だ。
だが今オフシーズンに大物FAのジョシュ・スミスを獲得したことで、プレイオフ返り咲きに希望が見え始めた。ピストンズの再建プロセスに、ウォレスはどれほどの力になれるか?
Thumbnail by Keith Allison via Flickr
参考記事:「detroitnews.com」