エイブリー・ブラッドリーのブザービーターでセルティックスがキャブスに逆転勝利
ボストン・セルティックスが現地5日、クイックン・ローンズ・アリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦で第4Q序盤の10点差を巻き返し、試合終了のブザーと同時に逆転スリーを決めるという劇的な勝利を飾った。
第4Q残り7秒の時点で103-99の4点差を付けられていたセルテックスは、そこからクラッチプレーを連発して奇跡的なカムバックを展開する。
まず残り5.9秒でエバン・ターナーがファウルを受けながらレイアップを成功させて2点差に迫ると、続くフリースローミスのリバウンド争いではボールがキャブスプレーヤーの体に当たってアウト・オブ・バウンズとなり、セルティックスが再びポゼッションを獲得。そして最後にエイブリー・ブラッドリーがコーナーから逆転のブザービーターを沈めた。
ブラッドリーによると、最後のインバウンズプレーは、もともと同点の2ポイントを取りにいくのが狙いだったという。ディフェンスの意表をついてアシストを出したアイザイア・トーマスの判断力は見事。また、この状況で冷静にサイドステップでオープンスペースを作り、コーナースリーを決めたブラッドリーも素晴らしい。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
BOS | 20 | 23 | 22 | 39 | 104 |
CLE | 32 | 17 | 24 | 30 | 103 |
セルティックスは、トーマスが22得点、ターナーが19得点をそれぞれマーク。ベンチ出場のタイラー・ゼラーは20分の出場で10本中8本のフィールドゴールを成功させ、16得点を獲得した。
▼アイザイア vs. アービング
今季ホーム4度目の敗北を喫したキャブスは、レブロン・ジェイムスがゲームハイの30得点、J.R.スミスが5本のスリーを沈めて20得点をマーク。カイリー・アービングは19得点、6アシストを記録した。
なお10得点を挙げたケビン・ラブは、太腿の負傷で第3Qの終盤に途中退場している。怪我の原因はケリー・オリニクじゃない。
ボックススコア:「NBA」