バトラーがクラッチプレー連発、ブルズが敵地でグリズリーズに勝利
最近のジミー・バトラーほど勝負所で頼りになる選手はなかなかいない。現地15日のメンフィス・グリズリーズ戦でも、クラッチタイムに勝敗を決するファインプレーを攻守でみせ、シカゴ・ブルズを敵地での勝利に導いた。
この日は、第1~3Qを通してFG9本中3本の7得点とスコアリングに苦戦していたバトラーだが、終盤の正念場でいつものように本領を発揮。まず同点で迎えた第4Q残り53秒にステップバック・ジャンパーを沈めると、続くポゼッションではピック&ロールからスプリットで守備をかわし、ミドルレンジからプルアップ・ジャンプショットに成功。さらに4点リードで迎えた残り時間6秒には、グリズリーズのインバウンズパスをボールダイブしてスティールし、ブルズの勝利を確実なものにする。
今季のバトラーは、クラッチタイムの平均得点(5点差以内のラスト5分間)で、ラッセル・ウェストブルック(5.8)、アイザイア・トーマス(4.6)に次いでリーグ3位となる4.4得点を記録中。シーズン平均では24.9得点、6.8リバウンド、4.6アシストと、オールスター先発にふさわしいパフォーマンスを続けている。
ドウェイン・ウェイドが欠場した15日のブルズは、バトラーの他に、ダグ・マクダーモットが自己ベストの31得点で大活躍。タージ・ギブソンが18得点、8リバウンドをマークした。
▼マクダーモット31得点
▼ロビン・ロペスは顔面タッチパス。アシストにはカウントされていない…
敗れたグリズリーズは、マイク・コンリーが28得点/8アシスト、マルク・ガソルが24得点/11リバウンドを記録している。
ボックススコア:「NBA」