D.ウェイド、紙一重で6年ぶりのトリプルダブルならず
現地25日にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたシカゴ・ブルズ対クリーブランド・キャバリアーズ戦でのこと。第4Q残り10秒でブルズが18点リードとすでに勝敗は決し、この時点でドウェイン・ウェイドは20得点、10アシスト、9リバウンドをあげていた。
あと1リバウンドでトリプルダブルという状況の中、残り4秒で放ったキャブスのショットが外れ、ボールはゴール下にいたウェイドの真上にバウンス。最後の最後でTD達成かと思われたが、リバウンドを掴もうとしたその瞬間、後ろにいたチームメイトのクリスティアーノ・フェリシオがウェイドの手からボールをはじき飛ばしてしまう。
https://twitter.com/ESPNNBA/status/835701368396599296
もしウェイドが最後のリバウンドを取っていたら、2011年2月以来約6年ぶりでキャリア5度目のトリプルダブル。さらにこの日はジミー・バトラーが18得点、10アシスト、10リバウンドをマークしており、1989年1月のマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンに次いで、ブルズ史上2度目のダブル・トリプルダブルとなっていた。
残念と言えば残念だが、もちろんフェリシオに悪気はなく、ガベージタイムといえど確実にリバウンドを抑えようとした結果なので、こればかりは仕方がない。
フェリシオは試合後、歴史的なTDを阻止してしまったことについて、「知らなかったんだ」とツイート。
https://twitter.com/IamFelicio/status/835717089239449600
それに対してウェイドは、「気にするな。この調子でいこう」とブラジル出身の若手ビッグマンを励ましていた。
▼ウェイド/バトラー
ボックススコア:「NBA」