【ハイライト】デイミアン・リラードが逆転ブザービーターでシリーズに決着、2014年
ちょうど6年前の2014年5月2日、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードがNBAプレイオフ史に残るミラクルショットを決めた。
ポートランドで行われたヒューストン・ロケッツとの2014ウェスト第1ラウンド第6戦。ブレイザーズの2点ビハインドで迎えた第4Q残り0.9秒、リラードはインバウンドパスから終了のブザーギリギリで3ポイントショットを放ち、シリーズ決勝点となる逆転弾を沈める。
▼観客のリアクション
当時のリラードはリーグ2年目の23歳で、『Dame Time』が完全に定着する前。しかもNBAキャリア初のプレイオフであり、かつキャリア初のゲームウイニング・ブザービーターだった。
このショットにより、ブレイザーズは1999-00シーズン以来14年ぶりとなるプレイオフ第1ラウンド突破を達成。リラードは試合後、「僕の人生の中で最も大事なショットだよ」と笑顔でコメントした。
その5年後の2019年4月23日、リラードはオクラホマシティ・サンダーとの第1ラウンド第5戦で再び終了のブザーと同時に奇跡を起こす。
リラードにとってキャリア2度目となるブザービーターでのシリーズ・ウイナー。NBAプレイオフ史上で、シリーズに決着をつけるブザービーターを複数回成功させた選手は、リラードの他にマイケル・ジョーダンしかいない。