【LAC-UTA第1戦】ジョー・ジョンソンのブザービーターでジャズが先勝
現地15日にステイプルズ・センターで行われたロサンゼルス・クリッパーズvsユタ・ジャズの4位5位シード第1戦は、ジョー・ジョンソンが最後のポゼッションでブザービーターのフローターに成功。ジャズが敵地で初戦を制し、シリーズのホームコートアドバンテージを手にした。
▼アイソ・ジョー健在!
点差が3ゴール差以上広がらない接戦となったこの日の試合は、第4Q残り4分30秒で7点リードを奪ったジャズに対し、クリッパーズはクリス・ポールがオフェンスをテイクオーバーして反撃。CP3はピリオド12得点、2スティールのクラッチパフォーマンスでチームを引っ張り、残り13秒にバンクショットを沈めて試合を同点に戻す。
この時点でジャズにはタイムアウトが残されていたが、クイン・スナイダーHCはそのままプレイ続行を選択。この決断が功を奏し、ボールを託されたジョー・ジョンソンは、クロスマッチからジャマール・クロフォードに1on1を仕掛け、終了のブザーと同時にフローターをねじ込んだ。
▼両チームともクラッチプレイ連発
ジャズは、ジョンソンがチームハイ21得点、ゴードン・ヘイワードが19得点、ジョージ・ヒルが16得点を記録。守備の要であるルディ・ゴベールが開始17秒で左膝の怪我により途中退場というトラブルに見舞われたが、ベンチ出場のデリック・フェイバーズが15得点、6リバウンドで大奮闘し、クラッチタイムはジョー・ジョンソンを4番に置いたオフェンス重視のスモールラインアップで乗り切った。
クリッパーズは、クリス・ポールが25得点、11アシスト、デアンドレ・ジョーダンが10得点、15リバウンドをマーク。ブレイク・グリフィンはチームハイの26得点を記録するも、正念場の第4Qではフィールドゴール成功0本の2得点と存在感を示せなかった。
ボックススコア:「NBA」