ケリー・オリニクが残り0.2秒で逆転決勝プレイ
チームが変わっても、ウィザーズキラーぶりは健在。マイアミ・ヒートのケリー・オリニクが現地18日、キャピタル・ワン・センターで行われたワシントン・ウィザーズ戦の最後に超ファインプレイを決め、ヒートに今季初勝利をもたらした。
ヒートの1点ビハインドで迎えた第4Q残り7秒、タイムアウト明けのポゼッションでラストショットを託されたドウェイン・ウェイドは、ジョン・ウォールの上から放った難しいターンアラウンドのフェイダウェイに失敗。ボールがリムに大きく弾かれた時点で試合終了かと誰もが思ったが、そこからオリニクがオフェンスリバウンドをもぎ取り、残り時間0.2秒で逆転のレイアップをねじ込む。
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ウィザーズにとって、オリニクは一種の天敵だ。オリニクがセルティックスだった2016年プレイオフでも、僅差で迎えたイースト準決勝第7戦のクラッチタイムをテイクオーバーされ、カンファレンスファイナル進出の夢を潰された。
シーズン成績を1勝1敗としたヒートは、ジョシュ・リチャードソンが28得点/5アシスト、ロドニー・マグルーダーがキャリアハイの20得点/6アシストで活躍。スモールラインアップをメインにしていたウィザーズをリバウンドで圧倒し、チーム合計で22本のオフェンスリバウンドを奪っている。
敗れたウィザーズは、ジョン・ウォールが26得点/9アシスト、ブラッドリー・ビールが20得点と、バックコートコンビが奮闘した。
ボックススコア:「NBA」