ケリー・オリニクがノビツキー相手に片足フェイダウェイ
ダーク・ノビツキーのシグネチャームーブといえば「片足ステップバック・ジャンプショット」だ。
外側の足でジャンプしながら放たれるノビツキーのフェイダウェイは、ブロックするのが最も難しいシュートの一つとして有名。コービー・ブライアントやケビン・デュラントをはじめ、複数の選手たちがこのショットを習得しようとしている。ノビツキーと同じ41番を背負い、ストレッチビッグマンとして活躍するボストン・セルティックスのケリー・オリニクもその1人だ。
現地18日に行われたセルティックス対マブス戦の第1Q終了直前、トップ・オブ・ザ・キーでノビツキーとマッチアップしたオリニクは、するどいドライブからのステップバックでスペースを確保し、ノビツキー流片足フェイダウェイを放った。
惜しくもシュートは外れてしまったが、間合いの作り方やシューティングタッチは見事。自分の技に反応できなかったノビツキーもどこか嬉しそうで、クォーターが終わると2人はすれ違いざまに握手を交わした。
「血も涙もないプレーだよ…。だけどショットの見た目は素晴らしかったし、もう少しで入りそうだった。運が僕に味方したんだ」
– ダーク・ノビツキー
また、子供のころからノビツキーのプレーを見続けてきたというオリニクは、今回本人の前で片足フェイダフェイに挑戦したことについて、「これまでにたくさん練習してきた。入ったと思ったよ!」とコメントしている。
なお第1Q終了時点でセルティックスの15点リードだったこの日の試合は、中盤からじわじわと追い上げたマブスが106-102で逆転勝利。ノビツキーはゲームハイの23得点、FG成功率64%の大活躍をみせた。
▼ノビツキーのフェイダウェイコレクション
今季のノビツキーは開幕からシューティングが絶好調で、FG成功率52.1%、3P成功率50%、フリースロー成功率91.2%とキャリアベストな数字を平均。マブスはウェスト3位となる8勝4敗の好スタートを切っている。
▼ノビツキー、今季11試合のショットチャート
Image by Keith Allison/Flickr
参考記事:「CBS」