ローズとノア、初の古巣対戦に勝利
デリック・ローズとジョアキム・ノアにとって、移籍後初の古巣凱旋となった現地4日のニューヨーク・ニックス対シカゴ・ブルズ戦は、スターター全員が15得点以上を記録したニックスが117-104で勝利した。
選手紹介の際、ノアはブルズファンたちに歓声で迎えられたが、ローズに対してはブーイングも混じっていた。ノアが自らの意志でチームを離れたのに対して、ローズはトレード移籍だったはずなのに、この差は一体…?
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またこの日のブルズは、第1Qの途中に、長年チームのために戦った2人のためにトリビュートビデオを上映。
試合は、84-81の僅差で迎えた第4Qに、ニックスがピリオド開始4分で14-2のランを仕掛け、15点リードを奪取。そこからブルズは、ジミー・バトラーとドウェイン・ウェイドの連続得点で、一時6点差まで追い上げるも、ニックスはローズとカーメロ・アンソニーがクラッチショットを沈めて再びリードを二桁に戻し、そのまま逃げ切った。
試合序盤には、ボールを触るとブーイングを受けていたローズだが、勝敗が決してノアと共にベンチに下がった際には、古巣ユナイテッド・センターからスタンディングオベーションが送られた。
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▼ローズ&ノアの古巣凱旋ハイライト
連敗を2で止めたニックスは、クリスタプス・ポルジンギスがチームハイの27得点、カーメロが25得点をマーク。ローズは15得点/11アシストで今季最初のダブルダブルを獲得し、ノアは16得点/9リバウンド/4アシスト/3スティールのオールラウンドパフォーマンスで勝利に貢献している。
3勝2敗となったブルズは、ドウェイン・ウェイドが7本中5本のスリーを成功させてシーズンハイの35得点、10リバウンドを記録。ジミー・バトラーが26得点をあげた。
▼D.ウェイド、シーズンハイ
なお今季のウェイドは、開幕5試合で10本のスリーを決め、すでに昨季の合計3P成功数を上回った(昨季は74試合で7本)。成功率も52.6%と極めて高い。まるでオフシーズンの間に、クレイ・トンプソンからシューティングの能力を奪い取ったかのようだ。
ボックススコア:「NBA」