ウェズリー・マシューズ、クラッチタイムの好守備で古巣に勝利
ダラス・マーベリックスのウェズリー・マシューズが、現地21日にモーダ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦の正念場でデイミアン・リラード相手に見事なマンツーマン・ディフェンスを見せ、マブスの勝利を決めた。
まず92-91のマブス1点リードで迎えた第4残り1分40秒では、オンボールのデイミアン・リラードからスティールし、そのままレイアップでスコア:
さらに1点差で迎えたブレイザーズのラストポゼッションでは、足を動かしながら、タイトでフィジカルな守備でリラードを完全にロックダウンし、逆転決勝アテンプトを阻止した。
最後の守備では、ブレイザーズ時代の相棒だったリラードのクセを知り尽くしていることが、大きなプラスになったという。
「デイミアンがボールを受け、デイミアンが最後のシュートを打つのは分かっていた。彼が左から攻めるのが好きだということも知っている。だから可能な限り左手でドリブルさせないようにしたよ。もちろん彼が右から攻めて決勝ショットを決めたのも見たことがある。だけど傾向に沿ってプレーすべきなんだ」
– ウェズリー・マシューズ
前半はほぼ完璧な試合内容で、セス・カリーのブザービータースリーにより、ハーフタイムで25点差を奪ったこの日のマブスだが、後半に入ってから外のシュートがまったく決まらなくなり大失速。第4Q終盤でリードを奪われそうになるが、マシューズの守備の他にも、デロン・ウィリアムズがクラッチショットを沈め、ぎりぎりで大逆転負けを回避した。
▼カリーのダブルクラッチ・ブザービーター
マブスは、ハリソン・バーンズがチームハイの28得点、ウィリアムズが23得点/5アシストをマーク。直近10試合で2勝8敗と低迷が続いているブレイザーズは、リラードがゲームハイの29得点を記録している。
ボックススコア:「NBA」