ドラモンドが30/20ダブルダブル達成、キャブスとして17年ぶりの快挙
クリーブランド・キャバリアーズのアンドレ・ドラモンドが現地15日、本拠地ロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われたニューヨーク・ニックス戦で33得点、23リバウンドをマークして大活躍。
30/20のモンスターダブルダブルを記録し、キャブスを106-103での勝利に導いた。
ドラモンドが30/20を達成するのはキャリア4回目。NBAによると、キャブスの選手としては、2004年1月のカルロス・ブーザー以来17年ぶりの快挙だという。
またドラモンドが20得点、20リバウンド以上でのダブルダブルをマークするのは、今回でキャリア通算43回目。ドワイト・ハワード(51回)に次いで、現役選手の中で2位の数字であり、レジェンドのチャールズ・バークレーやアキーム・オラジュワンの記録を追い抜いた。
なお20/20ゲームの歴代首位は、ウィルト・チェンバレンの589回。チェンバレンの通算出場試合数が1045試合なので、キャリアの半分以上の試合で20得点、20リバウンド以上を達成したことになる。未来永劫塗り替えられることがなさそうな大記録だ。
キャブスがようやく前進か?
これで今季キャブスは、6勝7敗でイースト7位タイ。迷走していた過去2シーズンよりはチームの質が確実に上がっており、ようやく方向性が見えてきた印象を受ける。
昨季トレードデッドラインにほぼタダ同然でチームに加入したドラモンドがキャリアベストなスタッツを平均している他、コリン・セクストンとダリアス・ガーランドのSexLandコンビも絶好調。
特に3年目のセクストンは今季に出場した8試合すべてで20得点以上をマークしており、2018年ドラフト組の同期の中ではルカ・ドンチッチに次いで最多となる25.1得点を平均している。
ボックススコア:「NBA」