キャリス・レバートがセルティックスとのOT戦でキャリアハイ51得点
ブルックリン・ネッツのキャリス・レバートが、現地3日にTDガーデンで行われたボストン・セルティックス戦で自己最多の51得点を記録。特に終盤では驚異的なスコアリングでゲームをテイクオーバーし、ネッツを大逆転勝利へと導いた。
第4Q序盤で18点ビハインドに陥っていたネッツは、そこからレバートが覚醒して怒涛の猛反撃を展開。最初の3ピリオドで合計14得点だったレバートは、第4Qだけで26得点をあげ、残り時間0.2秒には3本のフリースローを沈めて試合を延長戦に持ち込む。
オーバータイムに入ってからもレバートの勢いは衰えず、OT5分間で11得点を獲得。残り47秒でのフリースローで、キャリア初の50点ゲームを達成した。
第4Q以降のレバートは、たった1人でセルティックスをアウトスコア(37-36)。ESPNによると、第4Q+OTでの37得点は過去20シーズンのNBAで最多記録だという。
▼第4Q+OTでの得点記録(2000年以降)
プレイヤー | 得点 | 日付 | |
---|---|---|---|
1 | キャリス・レバート | 37 | 2020年3月 |
2 | ラトレル・スプリーウェル | 34 | 2002年1月 |
3 | コービー・ブライアント | 33 | 2007年3月 |
3 | トレイ・ヤング | 33 | 2019年3月 |
今季ネッツからの50得点超えは、カイリー・アービング(54得点、50得点)に次いでレバートが2人目。ネッツは複数の選手が50得点以上を記録したシーズン3番目のチームとなった(他の2チームはバックスとロケッツ)。
チームメイトのケビン・デュラントは、「最高傑作をありがとう」とTwitterでレバートのキャリアハイパフォーマンスを称賛している。
これでネッツは、27勝33敗でイースト7位に再浮上。今季残り22試合で、9位のワシントン・ウィザーズに5ゲーム差を付けた。
ボックススコア:「NBA」