キャブスが第4Q19点差から大逆転勝利、ヒートは今季OT初黒星
今季マイアミ・ヒートの延長戦無敗記録を終わらせたのは、イースト最下位のクリーブランド・キャバリアーズだった。
NBAでは現地2月24日、クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスでカンファレンス15位のキャブスと4位のヒートが対戦。オーバータイムの末、キャブスが125-119で大金星をあげた。
この日の試合は、第3ピリオド最終時でヒートが19点リード。下位チームと上位チームの対戦らしく、そのままワンサイドゲームに終わるかと思われたが、そこからキャブスは第4Qを31-12でアウトスコアする怒涛のランで一気に追い上げ、試合を延長戦に持ち込む。
OTでは、ヒートが残り3分で3点リードを奪取してペースを掴みかけるが、キャブスはラリー・ナンスJr.の3連続フィールドゴールで逆転。ラスト3分間ではヒートのFG成功数を0本に抑えて勝利を呼び寄せた。
キャブスは、新人のケビン・ポーターJr.がキャリアハイの30得点をマークし、合計で7選手が二桁得点を獲得。ESPNによると、この日のキャブスが演じた逆転劇は、球団史上で第4Q開始時における最大得点差からのカムバックだという。
▼ポーターJr.
ここ8試合で2勝6敗と調子を落としているヒートは、バム・アデバヨが22得点、13リバウンド、9アシストを記録と、あと一歩でトリプルダブルの奮闘。今季9回目の延長戦にして、初の黒星を喫することとなった。
なおトレードデッドラインでチームに加入したアンドレ・イグダーラは、ここまでほとんどインパクトを残せておらず、6試合で4.3得点を平均。ヒートはイグダーラがフロアに立った合計122分間の得失点差で-25点を記録している。
ボックススコア:「NBA」