アービング欠場のセルティックスがラプターズを破り12連勝
ボストン・セルティックスが現地12日、カイリー・アービング不在で臨んだ本拠地TDガーデンでのトロント・ラプターズ戦に95-94で辛勝し、12連勝を達成した。
アービングが顔面骨折のため欠場と、手負いの状態で同ディビジョンの強豪を迎え撃ったこの日のセルティックスは、脳震盪から復帰したばかりのアル・フォーホードが21得点、4アシスト、2スティール、FG成功率88.9%(9本中8本)のオールラウンドパフォーマンスでチームを牽引。前半はジャンプショットがなかなか決まらず、ラプターズにリードを奪われる形となるが、第3Qを33-27で上回って逆転に成功すると、第4Qは好守備で1~2ゴール差を争う大接戦に競り勝った。
▼完全復活のホーフォード
▼若手もステップアップ
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セルティックスが12連勝を達成したのは、2010年以来7年ぶり。ホーフォードの他には、ジェイレン・ブラウンが18得点、ベンチ出場のテリー・ロジアーが16得点、アービングの代わりに先発PGを務めたマーカス・スマートが14得点、9アシストをマークした。引き続きディフェンスがうまく機能しており、12試合中11試合で対戦相手のスコアを100点未満に抑えている(連勝中の平均失点は92.2点)。
ゴードン・ヘイワードの骨折にはじまり、ホーフォードの脳震盪やアービングの顔面負傷など、シーズン序盤から逆境続きのセルティックスだが、開幕4週間でリーグ首位の成績を記録(12勝2敗)。プレイヤーたちの奮闘はもちろんだが、6パターンの先発ラインアップを起用し、6人のルーキーをローテーションに加えながら、チームを勝利へと導き続けるブラッド・スティーブンスHCの指揮力も素晴らしいの一言だ。
次にセルティックスは、現地14日にロードでブルックリン・ネッツと対戦。続いて16日に王者ゴールデンステイト・ウォリアーズをホームで迎え撃つ。
ボックススコア:「NBA」