NBA10度優勝のセルティックレジェンド、サム・ジョーンズが88歳で死去
1950年代後半から60年代のNBAで活躍した元ボストン・セルティックスのサム・ジョーンズが現地12月30日、入院していたフロリダ州内の病院で亡くなった。享年88歳だった。
セルティクスは球団レジェンドの訃報について声明を発表し、「サム・ジョーンズはNBA史上最も成功したチームにいた最も多才かつ才能あふれたクラッチシューターの1人でした」とコメント。同日に本拠地で行われたフェニックス・サンズ戦の試合前にはジョーンズに黙祷を捧げ、トリビュートビデオを上映した。
1957年に24歳でプロ入りしたジョーンズは、キャリア12シーズンすべてをセルティックスでプレイし17.7得点、4.9リバウンド、2.5アシストを平均。リーグ史を代表するダイナスティの主力メンバーの一人として5度のオールスターや3度のオールNBAチーム選出など数々の功績を残し、ビル・ラッセルやKC・ジョーンズ、ジョン・ハブリチェックらと共に10回のリーグ制覇を達成した。
ジョーンズが現役時代に着用した背番号「24」はすでに永久欠番化されており、1984年にはバスケットボール殿堂入りしている。
▼2021年には「75周年記念チーム」にも選出
参考記事:「ESPN」