マーカス・スマートが2021-22シーズンのDPOYに選出、ガードとしてペイトン以来初
NBAは現地4月18日、2021-22シーズンのディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー(DPOY)を発表。ボストン・セルティックスのマーカス・スマートが選出された。
8年目のスマートにとってキャリア初、かつ2007-08シーズンのケビン・ガーネットに次いでセルティックス球団史上2人目の受賞。またガードポジションの選手がDPOYに輝くのは、1995-96シーズンのゲイリー・ペイトン以来26年ぶりとなる。
▼ペイトンがサプライズでアワード授与
100人のスポーツライター/ブロードキャスターによる投票の結果、スマートは1位票37票で257ポイントを獲得。2位はフェニックス・サンズのミケル・ブリッジズで202ポイント(1位票22)、3位はユタ・ジャズのルディー・ゴベアで136ポイントという結果になった。
▼投票の詳細
1位票 | 2位 | 3位 | ポイント | |
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マーカス・スマート | 37 | 18 | 18 | 257 |
ミケル・ブリッジズ | 22 | 25 | 17 | 202 |
ルディ・ゴベア | 12 | 18 | 22 | 136 |
バム・アデバヨ | 13 | 17 | 12 | 128 |
ジャレン・ジャクソンJr. | 10 | 11 | 16 | 99 |
リーグ屈指のペリメーター・ディフェンダーとして知られるスマートは、これまでに2度のオール・ディフェンシブ・チームに選出。ついに念願のDPOY受賞を果たしたことについて、「心底驚いたよ」と自身のツイッターで喜びを語った。
「とても光栄だ。このチームで、そしてこの仲間たちと一緒にDPOYを受賞できたことを、ただただ幸せに思う。母さん、愛するあなたに捧げる」
今シーズンのセルティックスは、ディフェンシブ・レーティング(100ポゼッション当たりの失点が106.2点)と1試合平均失点(104.5点)で最も優れたスタッツを記録。スマート自身は平均スティール数(1.68)でリーグ7位となった他、ルースボールのリカバーやチャージングといった裏方の仕事でも、ガード選手の中でリーグトップクラスの数字をあげている。
参考記事:「NBA」