クリッパーズが6シーズン連続でのプレーオフ進出確定
ロサンゼルス・クリッパーズが現地25日、本拠地ステイプルズ・センターで行われた試合でユタ・ジャズを108-95で下し、今季成績を44勝30敗に更新。シーズン8試合を残した時点で9位のポートランド・トレイルブレイザーズに9ゲーム差をつけ、クリス・ポールのチーム加入から6シーズン連続となるプレーオフ進出を決めた(もし残りシーズンをクリッパーズが全敗、ブレイザーズが全勝した場合は最終成績で44勝38敗のタイとなるが、クリッパーズが2チーム間のシーズン直接対決を勝ち越しているためタイブレークを保持)。
ウェスタンカンファレンスではクリッパーズの他に、ウォリアーズ、スパーズ、ロケッツの3チームがすでに上位8位以内を確定させている。
25日の試合は、ジャマール・クロフォードを先頭にクリッパーズのセカンドユニットが大活躍し、ベンチ得点56-32で圧倒。クロフォードがゲーム最多の28得点をマークし、クリッパーズは2点リードで迎えた第4Qを36-25でアウトスコアして、プレーオフ第1ラウンドの対戦相手となる可能性が高いジャズから今季2勝目(1敗)をあげた。
▼クロフォードは見事なドリブルさばきを披露
クリッパーズはクロフォードの他に、ブレイク・グリフィンが15得点、クリス・ポールが14得点、マリース・スペイツとオースティン・リバースがそれぞれ11得点を記録している。
一方のジャズは、ルディ・ゴベールが26得点、14リバウンドで奮闘。直近5試合で1勝4敗と苦戦しており、ゴベールは試合後、「得点することだけを考え、戦う気持ちを持たない選手がいる」と、名指しはしなかったが、メディアを通してチームメイトに苦言を呈した。
なおジャズは現在44勝29敗でクリッパーズよりも上位にいるが、8位9位のナゲッツとブレイザーズに対するタイブレークを今のところ保持していないため、プレーオフ進出決定はまだ。次にジャズが1勝するか、ナゲッツとブレイザーズのいずれかが1敗した時点で確定となる。
ボックススコア:「NBA」