ルー・ウィリアムズとデマーカス・カズンズが第4週のプレーヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
2014-15シーズン第4週の週間最優秀選手賞に、トロント・ラプターズのルー・ウィリアムズとサクラメント・キングスのデマーカス・カズンズが選ばれた。
ラプターズから週間最優秀選手に選ばれたのは、ビンス・カーター、クリス・ボッシュ、マイク・ジェイムス、ジェイレン・ローズ、カイル・ローリーに続いてウィリアムズが6人目。スターター以外で選出されたのは、昨季11月のマーキーフ・モリス以来となる。
ウィリアムズは11月17~23日の3試合で、ベンチ出場ながら平均23.7得点、2スティール、スリー成功率53%と大健闘。フリースローは21本中21本のパーフェクトだ。22日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、29分の出場時間でキャリアハイの36得点を獲得した。
ウィリアムズの活躍に後押しされたラプターズは、第4週の試合で3戦全勝し、現在イースト首位の座をキープしている。
▼ルー・ウィリアムズ、キャブス戦36得点
ウェストのプレーヤーズ・オブ・ザ・ウィークに選ばれたカズンズは、第4週の3試合でリーグ2位の25.7得点、リーグトップの16.3リバウンドを平均。フィールドゴール成功率は52本中30本の57.7%と圧巻のパフォーマンスを見せつけた。22日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では、FG成功率73.3%で31得点/18リバウンドのダブルダブルを記録している。
▼カズンズ、ウルブズ戦ハイライト
カズンズは昨季からさらに一回り大きく成長した。今季はここまで13試合で平均23.2得点、12.3リバウンド、1.5ブロックと、いずれもキャリアハイの数字を記録。シュート成功率は50%を上回り、フリースロー成功率は8割に届きそうな勢いだ。
攻撃の引き出しも実に多彩。圧倒的なパワーを利用したローポストプレーだけでなく、ピック&ポップからのキャッチアンドシュート/ドライブなども効果的にこなす。ポジション取りやボールハンドリングも非常に上手い。
ファウル数の多さ(1試合平均4.7)が大きな課題だが、これまで弱点と言われていたディフェンスもずいぶんと良くなってきた。ちゃんと足を動かせている上に、無駄にオーバープレーしたりもせず、とてもスマートなディフェンスができている印象だ。
今週こそはペリカンズのアンソニー・デイビスが西のプレーヤーズ・オブ・ザ・ウィークに選ばれると思っていたが、カズンズでも十分に納得。
ソース:「Twitter/@NBA」