デマーカス・カズンズが1on1でデュラントにダンク
デマーカス・カズンズのリハビリは、すでに最終段階に入っている模様。オールスター5人体制のゴールデンステイト・ウォリアーズが間もなく本格始動か?
NBAでは現地21日、カズンズとチームメイトのケビン・デュラントが1on1をプレイする映像が話題となっていた。
その動画の中で、カズンズはゴール下でのピボットからKDを豪快にポスタライズ。カズンズが「That’s Game!!」と雄叫びを上げているところから、どうやらこの日の対決はカズンズに軍配が上がったようだ。
ESPNによると、カズンズとデュラントの2人は、ここ2週間でチーム練習の後に何度か1on1でやり合っているとのこと。デュラントは、カズンズのダンク映像が投稿されたインスタグラムのコメント欄で「あれはトラベリングだ」と物言いをつけていたそうだが、メディアの取材に対しては「今日は負けた」と素直に敗北を認めている。
▼仲が良さそうで何より
昨季のカズンズは、48試合で25.2得点、12.9リバウンド、5.4アシストを平均。ペリカンズのツインタワーがポテンシャルを最大限に発揮し始めたタイミングで左足アキレス腱断裂の重傷を負い、残りシーズン全休となった。
カズンズの復帰時期については依然として未定だが、動画を見る限り、再びフロアに立つ日はそう遠くない印象。すでにカズンズは数週間前から傘下Gリーグチームのフルコンタクトでの練習に何度か参加しており、スティーブ・カーHCによると、ウォリアーズのチーム練習でも5on5のスクリメージに入ることがあるという。
▼Gリーグチームでの練習風景
アキレス腱断裂は、これまでに何人もの選手を駄目にしてきた深刻な怪我だ。カズンズが以前のような圧倒的な支配力を完全に取り戻せるかどうかは分からないが、例え80%の状態でもウォリアーズにとって大きなプラスになるはず。
12月21日の時点でウェスト3位に転落しているウォリアーズだが、カズンズの復帰を焦る必要は皆無。カリー/トンプソン/KD/ドレイモンド/カズンズというチームUSAの先発を張れそうなラインアップがどんな風に機能するのかすごく楽しみだ。
参考記事:「ESPN」