ドンチッチの41得点トリプルダブルでマブスが王者に辛勝、連敗を3で脱出
NBAでは現地11月29日、昨季ウェストファイナルで激突したダラス・マーベリックスとゴールデンステイト・ウォリアーズがアメリカン・エアラインズ・センターで対戦。最後まで1ゴール差を争う大接戦の末、ホームチームのマブスが116-113で昨季王者を下した。
この日の試合では、ルカ・ドンチッチが41得点、12リバウンド、12アシストのトリプルダブルで躍動。1点差で迎えた第4Q残り1分の正念場には、ペネトレーションからターンアラウンドのミドルレンジショットを沈めて41得点目を獲得した。
ドンチッチにとってキャリア通算5回目、かつ今シーズン3回目の40得点トリプルダブル。今季リーグで40点TDを達成しているのはドンチッチ1人のみだ。
今季のドンチッチはリーグ最多の33.5得点、さらにアシスト(8.6本)とスティール(1.8本)でそれぞれ6位を平均中。マブスの勝率がもう少し改善すれば、MVPの最有力候補になれるだろう。
この日の試合は、ウォリアーズが前半の17点ビハインドから巻き返し、第4Q残り2分10秒にステフィン・カリーのスリーで逆転。対するマブスは5連続得点で応戦してすぐにリードを奪い返すと、そのまま最後まで逃げ切った。
▼終盤の死闘
勝利したマブス(10勝10敗)はドンチッチの他、前の試合からスターターに昇格したティム・ハーダウェイJr.が11本中5本のスリー成功から22得点をマークして勝利に貢献。
一方で敗れたウォリアーズ(11勝11敗)は、カリーが32得点、2年目若手のジョナサン・クミンガが14得点/10リバウンドのダブルダブルで奮闘した。
ボックススコア:「NBA」