ドレイモンド・グリーンが2試合連続トリプルダブル、ウォリアーズは18連勝
ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、現地28日にオラクルアリーナで行われたサクラメント・キングス戦で13得点、12アシスト、11リバウンド、4ブロックのオールラウンドゲームを披露。前日のサンズ戦に続いて、バック・トゥ・バックでのトリプルダブルを達成した。
ESPNによると、ウォリアーズの選手が2試合連続でトリプルダブルを獲得するのは、1964年のウィルト・チェンバレン以来初だという。
足首の捻挫でハリソン・バーンズをしばらく失うことになったウォリアーズだが、28日の試合ではとりあえず問題なしだった。序盤はリバウンドの確保とターンオーバーに苦戦するも、ステファン・カリーが第1Qだけで17得点を挙げてチームを牽引。第2QにはキングスのFG成功率を21%に抑える見事なチームディフェンスを展開し、ハーフタイムまでに10点リードを奪う。
後半に入ると、バーンズの代わりにスタメン出場したブランドン・ラッシュが大きくステップアップし、第3Q最初の6分間で4本のスリーを沈める大活躍。ウォリアーズは19-6のランで一気にリードを23点に拡大して、早々と勝利を確実にした。
▼ブランドン・ラッシュ
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
SAC | 29 | 17 | 25 | 30 | 101 |
GSW | 30 | 26 | 36 | 28 | 120 |
ウォリアーズは、カリーが30分の出場でチームハイの19得点、6アシストをマーク。フィールドゴールアテンプト数はわずか7本だ。これでカリーは4試合連続で第4Qをプレーせずに終えた。
他には、ラッシュが16得点、クレイ・トンプソンが15得点をそれぞれ獲得。この日のウォリアーズは、30本中16本の高確率でスリーポイントを成功させている。キングスは、アンドレ・イグダーラのシュートモーション中にルディ・ゲイがベンチからヤジを飛ばすなど対抗策を試みたが、あまり効果はなかった。
via NamesNotCrindy
大黒柱のデマーカス・カズンズが不在だったキングスは、ゲイが20得点、7リバウンドをマーク。コスタ・クーフォスが14得点/7リバウンド、オムリ・カスピが11得点/7リバウンドを獲得している。
また第4Q序盤には、ステフの弟セス・カリーがチェックイン。残念ながら兄弟直接対決は実現しなかったが、セスは9分のプレーで兄と同じ3本のスリーを沈めた。
▼カリー兄弟ハイライト
これでウォリアーズは開幕18連勝を達成し、再びNBA記録を更新。ここから12月中盤にかけて、7試合連続アウェイ戦というタフスケジュールに入る。果たしてどこまで連勝記録を維持できるか??
ボックススコア:「NBA」