サンズのダドリーとクリスに罰金処分
NBAは現地17日、試合中に不適切な行動をしたとして、フェニックス・サンズのジャレッド・ダドリーとマーキース・クリスにそれぞれ2万5000ドルの罰金処分を科すことを発表した。
問題となったのは、現地15日にビビント・スマート・ホーム・アリーナで行われたユタ・ジャズ対サンズ戦第3Qでのラフプレイ。クリスがダンクに失敗して転倒した際、笛が鳴らなかったことに腹を立てたダドリーは、攻めに転じようとしていたリッキー・ルビオに激しくタックル。立ち上がったルビオがダドリーに詰め寄ろうとした瞬間に、今度はクリスが横からルビオを突き飛ばし、これにより試合は乱闘寸前となった。
このラフプレイで、ダドリーにフレグラントファウル2、クリスにテクニカルファウルがコールされ、2人とも退場。試合はジャズがその後も大量リードを維持し、116-88で快勝した。
ダドリーは試合後、問題のプレイについてツイッターで「マーキースがファウルされたと思った。チームメイトがフロアに倒れたマーキースを手助けしようとしている隙に、審判はジャズにボールを与えた。だからいつもやるように、僕はファストブレイクを止めようとしただけ。少し強くプッシュしてしまったかもしれないが、ルビオがフロップして審判を出し抜いたんだ」と説明している。
なおルビオは、2週間ほど前にも、ミネソタ・ティンバーウルブズのジェフ・ティーグから不意打ちタックルを食らっていた。
参考記事:「NBA」